08日 9月 2019
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05日 8月 2019
分析の技術は、基本的には正確さと緻密さと作業の合理性による。元素分析を始めた頃は、操作の手順に従って丁寧な仕事を心がけていた。手抜きをすると必ず罰が当たる。緊張を欠くと失敗する。絶対に失敗できない試料も来る。一つ一つ経験しながらやってきた。そうやって身に着けたものには何か意味があるに違いない。...
20日 7月 2019
昨年11月21.22日東京船堀タワービルで行われた「第27回ポリマー材料フォーラム」へ出展しました。研究会への出展は初めてでしたが、一人で無事終わりました。 研究者と同じフロアで溶け込んだ会場でした。 コミュニケーションを重視しているようでしたので自由にそのフロアで直接研究者とお話ができて、うってつけのものでした。...
15日 7月 2019
 毎年JASIS(分析機器展)が9月に行われます。今年のご案内が早くも郵送されてきました。伝導性ポリマーでノーベル賞を授与された白川先生が、分析機器展で講演されたときのお話ですが、講演の中でたびたび質量分析が出てきましたが、元素分析が一言も出ない。そのころは、分析機器として質量分析やNMR,赤外、元素分析が4種の機器で専任のオペレータがついて利用が盛んでした。1000人くらいの聴衆の中で気おくれがありましたが、これは重要と思い、質問しました。自分は元素分析を長年担当していること、ご研究には元素分析もお使いと思うが、お役に立ちましたか? すると、非常に役に立ったお話を大変丁寧にずいぶん長く話してくださいました。外注のため料金が高く困ったことなど・・。その時の喜びが元素分析を新しい方法で役に立てたいと思う研究意欲になっています。化学の基本として面白い応用ができそうです。